こちらの記事を読む前に、
前編として、
こちらを読んでいると仮定してお話させていただきます。
こちらの記事を読んでからのほうが、今回の記事の理解度が2倍変わります。
まだ読んでいない方は、
ぜひご覧になってからこちらを読み進めていただければと思います。
なおこちらの、
美容師の「究極の接客術」もセットでお読みいただけると、
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これ以上はもうない究極の「技術+接客」の両方が学べます。
今まであいまいだった接客の方法が言葉として理解でき、
お客様の満足度が段違いで上がります。
両方の極意を習得した方は、
美容師として「勝ちが確定した」と思ってもらっていいです。
それくらい自信のある記事です。
ぜひ読み終わった後にでも、
お読みください。
\指名を増やす秘訣は接客力にある/
まず、
お読みいただく前におすすめの方法をお伝えします。
① 必ず最後まで目を通す。
② とりあえず3ヵ月はやってみる。
この二つです。
技術力には自信があるのに結果が出ない人の特徴として、
◆「すべてを理解できないと実践できない」
◆「すぐに結果を求めたがる」
という点があります。
これはもっともやってはいけない行為です。
決めた期間内は疑うこともせず、
全力で実践する。
まずはこれができる人でしか結果は出せません。
成功でも失敗でも、必ずあなたの成長にはつながります。
では始めていきます。
技術力がある美容師になる方法は2つだけ
「技術力がある美容師」という印象を相手に伝える方法は、以下の2つしかありません。
① 美容の技術を突き詰めて、一つの分野においてエキスパートになる方法
② 2~3つの異なるスキルを70%身につける差別化を図る方法
本当にこれだけしかありません。
1つの分野でエキスパート
①で言えば、 美容師なら誰もが聞いたことがあるような方々でしょう。
例えば、
挙げたらきりがないが、
こんな方々は①を極めた方々でしょう。
ただ①になろうと思ってもそうそうなれるわけではありません。
桁違いの努力、センス、運という、
チャンスをつかんできた方にしかなれないのです。
70%のスキルを増やしてオンリーワン美容師になる
私が声を大にしておすすめしたいのが、②のほうです。
むしろごく一部の成功者を除いた美容師は、
ここを攻めるしかないでしょう。
10年以上ほぼ毎日深夜0時過ぎまで練習してきた私でも、①にはなれなかったのでかなり説得力はあるはずです。
でもお伝えしましたが、
美容師のあなたが技術力を求めても、それをお客様が求めているわけではありません。
今の状態でも満足してもらえるお客様がある程度いるのであれば、
それはすでに70%は美容師として成功している証拠です。
だからそれ以上の美容師としての高みを目指すのは、
非常にコスパが悪いのです。
だったら、
美容師ジャンルからちょっと自分の立ち位置をずらして、
ナンバーワンの美容師ではなく、
オンリーワンの美容師を目指しましょう。
オンリーワン美容師を目指す具体例をいくつかあげてみます。
・男性のメイクに興味があるなら、
・留学経験や英語が話せるなら、
・旅行が好きなら、
・アウトドア好きなら、
などなど、
組み合わせれば何万通りと出てきます。
ただこの組み合わせではまだ、
1/1000人、レベルだと思った方がいいです。
本当の「オンリーワン美容師」を目指すのであれば、
美容師と組み合わせられるものを、3つ4つと見つけることが有効です。
投資先は自分のスキルアップに全振り
これは明確に持ちましょう。
「30歳までに独立したい」というしっかりとした目標があるなら、
何を犠牲にしても独立することだけに全集中するべきです。
もし、
「まだ、目標が見つからない」
「これからどうすればいいのかわからない」
と思っているのであれば、
スキルを磨いて自分の価値を高めることに、全力で投資することをオススメします。
美容師としては70%の実力をつけている方には、
辺りでスキルアップできるものを探してみるのも良いでしょう。
具体的に一つだけ例を挙げるとしたら、
美容業界では今「韓国風スタイル」が流行っていますね。
韓国風スタイルを作れる美容師はたくさんいるでしょう。
ですがここで、
「韓国語」も話せるスタイリストがいたとしましょう。
韓国風スタイルに興味がある人は、
高確率で「韓国好き」です。
「将来、韓国旅行をしたい」なんて思っている人も多いでしょう。
そこで、
「韓国旅行で使える簡単な韓国語講座」
を施術中にしてあげるだけでも、
お客様には付加価値をバリバリ感じてもらえます。
もっと言えば、
韓国旅行についても話せるし、韓国コスメでも使える。
韓国アイドルや韓国ドラマまでたくさん派生させることができます。
美容技術を勉強していなくても韓国が好きなお客様からは、
絶大な支持を受ける美容師になれる想像はできます。
自分の存在価値を高めるために、
自分のスキルアップに全振りした人が必ず成功できます。
【そんなのサロンが許してくれないと嘆く前に】
「そんな自己中なこと会社が許さない。」
「サロンの中で浮く。」
こんなこと考える前にまずは、やってみましょう。
もし許可が必要なら、社長でもなんでも「直談判」していきましょう。
相談することはタダです。
頭で考えていることなんて他人はいっさい分かりません。
何よりもちゃんと相手に言葉で伝えることが大事なんです。
もし、
「自分の将来の目標を達成するためのスキルアップをしている最中です!」
という説明をしても、
聞く耳をもってくれない上司であればすぐに退社を考えるレベルでいましょう。
しっかり向き合ってくれる上司や会社ならば必ず応援してくれます。
私の場合は社長に、
「自分自身のスキルアップをしたい」
「自分だけのメニューで勝負させてほしい」
「給料を減らしてでもやりたいことをやらせてもらえる環境を提供してほしい」
と様々な要望をお伝えしています。
結果、
今まで週一休みで朝から夜まで働いていた過去から、
週3日休みでしっかり家族との時間も取れ、
以前の収入を超える月も出てきました。
もちろん、今の社長からも応援してもらっています。
まずは、
自分がどうしていきたいのか?を話し合うための行動をしていきましょう。
では次に、
多くの美容師がすごーーーーーく勘違いしている。
「本当に売上を上げている美容師とはどんな人」なのか?
をお伝えしていきます。
これなんで必要かというと、
今までの「売上至上主義」という凝り固まった思考を変えなければならないからです。
- 個人でも活躍できる美容師になりたい人。
- 経営者を目指す人。
- 現在経営者である人。
こんな方々には必ず必要な思考と言えます。
売上ではなく○○+○○で考える
この○○に入る言葉は、
「利益」と「自分」です。
美容師ならば、「売上が高いことが正義」と思っている人が多いです。
でも「技術力があるから売上が高い」という考えの前に、一度、
「自分の利益と幸せについて」考えてもらいたい。
そもそも、
サロンのため・お客様のために働いても、
「一生あなたは裕福にはなれません」
この理由の根底には、
すなわち、
「自分の人生を豊かにするために利益をあげる」
という意味が隠されています。
この理由を漠然とではなく、
しっかりとした未来像を語れる美容師は多くありません。
語れない人が多い理由には、
なんてことが考えられます。
・・・正直、自分の将来を語れないのは非常にまずいです。
「目の前のお客様のため」とか、
「サロンのため」とか、
かっこよく聞こえますが、
まずは、「自分のこと」を考えてあげて下さい。
なぜなら、
自分が幸せになってからそれを周りに提供するほうが、双方がwin-winな関係になれるに決まっているからです。
周りに良い影響を与えられる人ほど、周りからは愛されます。
自分が幸せじゃなければ、他人の幸せを恨むだろうし、
自分は不幸だと思いますよね?
「金も名誉もない人」が、
他人のために自分を犠牲にしてでも動ける人なんて、
「イエス・キリスト」くらいです。
「金も名誉もある人」だから寄付もできるし、
本当に困っている人にも手助けができると私は思います。
だからこそまずは、
「自分の幸せ」を突き詰めてください。
これを信じて突き進むことが大事だと私は本気で思っています。
「利益ベース」を考える
サロンの利益で考えるならば、
を考えることが一般的です。
でもスタイリスト個人で考えるならば、
これらを踏まえて、個人の利益率の高さはどうなのか?
を考えるべきでしょう。
単純な「売上」でなく
これから説明する「3つの利益を上げる方法」
を考えられる人ほど、
美容師としての技術力が高いと言えます。
◆コストパフォーマンスを良くする
薬剤を湯水のように使い、残った薬もかんたんに捨ててしまう。
アシスタントは使いたい放題で、
手が空いているのにシャンプーすら自分から行かない。
これらもコストの無駄遣いだと考えている人は何人いるでしょうか?
コストを抑える方法を知っている美容師は、「利益」を上げることができるでしょう。
◆時間の意識を持とう
1000円カットで1時間もかける美容師はなかなかいないでしょう。
ですが、サロンではそうとも言い切れません。
「丁寧な接客」「リラックスしてほしい」など。
時間をかけることがお客様が喜ぶことと勘違いしている人は多いです。
ほんと、これは美容師のエゴでしかないです。
どんなお客様も”時間通り仕上げてほしい”のです。
なんなら早く仕上がったほうが嬉しいです。
だから、
・タイムスケジュール管理が上手い人
・決められた時間のしっかり仕上げられる人
・無駄な時間。時間の先延ばしをしない人
こんな人は技術力があるといっていいでしょう。
「利益」に見合った時間のかけ方を考えましょう。
◆労力を最小限に抑える
省エネで効率を重視した技術ができる人は上手いです。
シェープ1つでも、 何度もやる必要はなく、
何度もベタベタ髪を触る必要もありません。
こんな無駄な動きが少ない人は技術力が高いと思われるでしょう。
「心のこもった接客をするには時にムダなことも重要だ」
ということを思うかもしれませんが、
それらは「必要なタイミングでやるから良い」のです。
毎回、やることが良いというわけではないのです。
さらに、
最小の労力で最大の成果を出せる人は、
「利益」も最大に引き上げることができます。
「自分ベース」で考える
「自分の利益」を考えている人は、
「悪」みたいな印象にあるようですが私は違うと思います。
おもてなしの心。
無償の愛。なんて言葉もありますが、
時には、「お客様の気持ち」の前に「自分の気持ち」
を優先するほうが良い場合もあります。
◆好きな人を集める「わがまま」
「お客様のため」という考えではたどり着けない技術はあります。
それは、「好きだからやってあげたいという気持ち」で行う細部の技術です。
例えば、
自分が大好きなお客様だけしかいない日の営業は、たくさんのお客様をこなしても、
という気持ちになるでしょう。
では逆に、
やりたくないお客様しか入っていない日はどうでしょうか。
という気持ちになりませんか?
この気持ちの差って正直、技術力にも影響します。
好きな人への技術はウキウキ、わくわくしながら、
「絶対にステキにしたい」
というあなたの気持ちの細やかな心配りが乗ります。
では、苦手な人への技術なら、
「まぁこんなもんかな」
で終わらせることもあるでしょう。
誰でも好意を持つ人には良くしたいと思うものです。
そんな大好きなお客様だけを指名客として増やしていく。
これは単なる「わがまま」でも「客選び」でもありません。
たかだか一人の美容師ができるお客様の数には限界はあります。
すべてのお客様を「やりたいお客様」で固めることで、
最高の技術を100%提供できるようになった方がいいに決まってますから。
◆根性がいらない
あなたが好きなお客様は高確率で、
あなたのことを気に入ってくれているお客様なはず。
だから、
「あなたが無理をしなくていい」んです。
これは結構、心に余裕を持てます。
やりたくないお客様の場合は、
こんな気持ちで心が疲弊してしまいます。
気持ちが楽な相手ほど、根性論がいらないので楽です。
◆疲れない
厳密には疲れますが、「気持ちのいい疲れ」と言っていいでしょう。
好きなスポーツをした時、
好きな芸能人のライブに行ったとき、
好きな異性とデートした時、
身体は疲れていても気持ちはとても充実していませんか?
気持ちが疲れると技術にも影響します。
自分の気持ちが前向きになれるお客様をやりたいですよね。
「お客様のため」から「自分のため」を意識してみると、
結果として、
「お客様へ提供する技術の質が上がります」
ぜひ、実践してみてください。
ここまでお話しした内容は、
主に美容師にとっての、
「思考」や「考え方」の部分をお伝えしてきました。
では、ここからが真の本題になります。
実際のサロンで使える究極の技術力の具体的方法をお伝えしていきます。
私が18年の美容師人生の中で何度も実験してはお客様の反応を見てきた、
本当に効果のある方法だけを集めました。
もちろん明日からでもすぐに試せる方法です。
実際にあなたのお客様に試してみて、
今までの反応の違いを肌で感じてください。
まず初めに、
今持っている技術でも十分に再現可能な「技術の+α」の部分を6つお伝えします。
本当に技術力のある美容師にはこれらが必ず備わっています。