美容学生だけど、みんなより先に進んでおきたい!
希望の美容室に就職したいけど、どんなことに注意していればいいのだろう?
就職に有利になるポイントとかあるのかな?
こんな悩みを解消していきます。
本記事のポイント
・美容学生のうちにしっかりやっておくといい科目
・希望の美容室に就職できる確率がUPする方法
・サロン側が欲しい人材がわかる
この記事を書いている私は、
美容師歴は15年で【本業】美容師と【副業】ブロガーとして活動しています。
以前私はサロンの求人担当・人事担当でした。
そこで培ったノウハウをこれから美容室で働こうとしている皆さんにお伝えしていきます。
こちらは、
✅美容学生の方
✅美容師を目指している方
✅就職を控えている方
に読んでもらいたい記事となっています。
美容学生のうちにやるべき勉強とは?
美容学生のうちにやるべきことをポイントで上げてみました。
- 人頭ワインディング
- 美容の歴史の勉強
- 薬剤知識の勉強
この3つは美容師になっても非常に大切になってきます。
人頭ワインディング
美容学生はウイッグで全頭を巻く練習を学校でしていると思います。
もちろん綺麗に巻けることは大切ですが、
もっとも大切なものは、
「生きた人間の頭にロッドを巻く練習を積むこと」です。
※特に襟足の豆ロッドを巻く練習。
やればわかると思いますが、
ウイッグでいかにキレイに速く巻けたとしても、
初めは人頭では全然巻けません。
頭皮は柔らかいし、生え癖もある。
髪の毛もすいてあるなど。
一人一人の髪のコンディションが違います。
就職して美容師になってから人頭の練習すると思いますが、
学生のうちから練習をしておくことでかなりスタイリストまでの時間の節約になります。
ショートカットの友達同士で練習しあいましょう。
美容の歴史を勉強する
学校でも勉強するとは思いますが、
どちらかというと私がおすすめしたいのは、
【時代の流行のファッションやカルチャーなど】を覚えておくととても有利です。
70’のスタイルはどんな流行でどんなスタイル?ファッション?だったのか?
80’・90’は?
と最新の流行だけを追うのではなく過去の歴史を勉強しておくと、
自分の作品を作るときや撮影会・お客様が求めているスタイル等の引き出しを持てるので非常に便利です。
薬剤知識の勉強をしておく
こちらは、アシスタントからスタイリストになってもずっと知っておく知識なので
【知識が深ければ深いほど、お客様へ還元が出来ます】
具体的に言えば、
カラーをするとき基本的には、
お客様の髪の色とダメージレベルを判断し希望色のカラー材を調合します。
もしくはパーマや縮毛矯正の場合も、
お客様の髪の状態やダメージ度合い・かける強さ・仕上がりの状態も考慮して薬を選定します。
この時、薬の知識が浅い人だと余計にダメージをさせてしまったり、
最悪の場合、
髪をチリチリにして取り返しのつかない状態にしてしまうこともあります。
お客様からのクレームのもとになりますし、
とにかく落ち込みます。
美容師になってからでも勉強は出来ますが、
誰よりも早くスタイリストになりたい!しっかりとした美容師になりたい!
と思っている方は薬剤知識を深めましょう!
または、「ヘアケアマイスター」という資格を学生のうちから取っておくと面接の時の強みになりますね!
☆他の美容学生と差をつけるアドバイス
※学校でのシャンプーの練習はそこまで気合を入れるな!
なぜなら、サロン独自のカリキュラムがあり学校のシャンプーの癖がついていると直すのがめんどくさい。
嫌でもサロンで何万回もするからやらなくてもいい。
※挨拶は自分から!
基本的なことですけど、意外と出来ていないんですよ。
※とっさのとき「ごめんなさい」ではなく「すみません」・「すいません」を言えるように。
「ごめんなさい」という謝罪は基本的には家族や友達同士の謝罪の言葉です。
社会人になると、目上の先輩・お客様と関わることばかりです。
初めはとっさの時に「ごめんなさい」と出てしまいます。
今からとっさの時に「すいません」と言えるようになっておきましょう!
希望の美容室への就職できる確率をUPさせる方法
結論から言うと、
【希望するサロンに何度も足を運ぶこと】です。
100%内定がもらえる方法はありませんが、これは確実に有効な手段です。
なぜなら、
私達、面接する立場のスタッフも面接だけでは100%あなたの良さを理解することは出来ないからです。
ですがもし希望するサロンに通っていて、
そこに面接を申し込んだのであれば、
必ずサロンのスタッフや店長から人事の方にあなたの話は通されます。
人事はそこから面接をするわけですから、
すでにあなたの人格や外見について少々の理解があります。
そこにはサロンに通っていない人に比べ面接は有利に働きます。
そして、
通っていたサロンの話をすることで自分からもアプローチがしやすいです。
良い結果であれ悪い結果であれ、
スタッフがあなたの話をしてくれることは、少なくとも面接官には印象に残るということ
あなたのもそのサロンに通うことによって、
どんな服装?ヘアスタイル?スタッフの傾向?(外見?個性派?)
など分析できるので一石二鳥なやり方です。
まだ希望の美容室が決まっていない方も何件でもいいので、
サロンを探して常連になることをおススメします。
サロン側が欲しい人材を考えてみよう
この考え方ができる人は素晴らしい人材だと思います。
もし自分だったら??相手の立場に立てるわけですから!
ちなみに今、私が人事なら、こんな人が欲しいなと思います。
- インフルエンサー
- コミュニケーション力がある
- 外見がいい
- 美容師の現実を知っている。(すぐ辞めない人)
大きく言うと、この4つあたりです。
どこの美容室も遠からず似たような人を欲しがっていると思います。
・インフルエンサー
SNSで人気のあり、フォロワーが多数(相互フォローじゃなく1000人以上)いる人は、
すでにお客様を呼べるテクニックを持っています。
よって人気スタイリストになれる確率が高いです。
そんな人は、今の時代、最新の流行を発信する美容室にとってはかなり貴重です。
Twitterでフォロワーを増やす方法はこちら
・コミュニケーション力が高い人はやはり強い!
どの業界でもそうですが、コミュ力が高いに越したことはありません。
昔は、技術7:接客3の割合で職人のような美容師も多くいましたが、
近年は、
技術的な部分で簡単に出来る道具や薬が開発され、ネットの普及により、
美容に知識を持ったお客様やスタイルだけではなくより精神的なところまで癒しを求めに来るお客様が増えてきました。
最近では、技術5:接客5くらい接客力が大事になっています。
・正直、やっぱり外見は大事です。
綺麗事ばかりではやってられません。
カッコいい。
カワイイ。キレイ。
美容師はそれだけでもかなり武器になります。
なぜなら、経営者からしてみれば、美容室のスタッフは商品なのです。
その商品がお客様を綺麗にする。
だったら商品は良いものを揃えたいですよね。
これはもう美容室の当たり前です。
お客様も同じカット料金払うなら、
ハゲ・デブ・ダサいスタイリストにより、
イケメン・細マッチョ・優しいスタイリストにやってもらいたいと思いますから。
・すぐに辞めない根性がありそうな人
美容業界は離職率が高いです。
その理由としては、
「思っていた美容師像と違った」
「毎日がキツイ」など
美容業界をよく知らずに就職してしまい、
現実に打ちのめされてしまう場合が多いからです。
ですが美容師とはこんなものなんだ!
と知っている人は覚悟も出来ているので、ぶっちゃけ辞めづらいです。(経験談)
美容業界は正直簡単ではありません。キツイです。
この業界の実態を知ったうえでなお、
美容師をやりたいと思える人ほど辞めないですし成功もします。
まあぶっちゃけスタイリストになってしまえば、
転職も簡単なんで。
まずは辞めずにスタイリストまで頑張ることをおすすめします。
まとめ
今回の記事は、
美容学校では教えてもらえない内容です。
現役の美容師の私が学生時代、
アシスタント時代にやっておけばもっと成長できたなと思う部分をお伝えしました。
美容学生にはまだまだ無限の可能性があります。
今の時代は美容師がたくさんいます。
そのなかで売れる美容師になりたいと思います。
今回ご紹介した内容を実践してオンリーワン美容師を目指しましょう!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
今回はこの辺で。
とんけでした。