こんな悩みを解消していきます。
本記事のポイント
・白髪は普通のファッションカラーでも染めることは出来る
・白髪染めは主に白髪率30%~使うと良い
・白髪染めのメリット・デメリットを知ろう
・白髪染めでもオシャレを楽しめる!
この記事を書いている私は、美容師歴は15年で【本業】フリーランス美容師と【副業】ブロガーとして活動しています。
年齢を重ねると必ず出てくる白髪とどのように接していけばいいか?
まだまだオシャレを楽しみたい方は、
年間1000人以上のお客様をカラーしている私のお話を聞いてみてください。
なぜ白髪は生えるのか?
白髪が生える一番の原因は、
【年を取ること】
です。
他にも【遺伝】・【ストレス】・【生活習慣】などがありますが、
人間は、ほぼ100%の割合で年を取ることによって、白髪が生えてきます。
白髪が生えてくるメカニズムを簡単に解説すると、
髪が生えてくる毛根の中にメラニン色素(髪を黒くする色素)を生成する「メラノサイト」というものがあります。
そのメラノサイトの働きが何らかの原因で低下したり、動かなくなったりすることによって
白髪が生えてきてしまいます。
今現在の医療技術でも白髪を一生、生えないようにすることは出来ません。
ですので白髪が生えてきたら、
その白髪といかに上手に付き合っていくか?
が重要になっていくのです。
白髪はファッションカラーでも十分に染められます
例えば、
「白髪が顔回りに2~3本生えてきた。」
「頭のてっぺんから何本か白髪が見えてしまう」
こんな場合は、心配せず、今まで通りのファッションカラーで十分対応できます。
白髪が生えてきてしまったからと言って
直ちに、白髪染めに変えなくてはいけないわけではありません。
ファッションカラーの方が、カラー剤の種類も、白髪染めに比べ多数あり、
明るくも染められます。
どうせいつかは、白髪染めをしなければならないなら、
ファッションカラーで事足りるなら白髪染めよりファッションカラーを続けることを
おすすめします。
白髪染めを始めるタイミング
じゃあどのタイミングで白髪染めを始めればいいのか?
ということになりますが、
私は、いつもお客様に、
「気持ちの面」と「理論的解釈」
の2つでご説明させていただいています。
気持ちの面としては、
「自分自身が根元の白髪がどうしても気になってしまったら」
これは、お客様自身がもう「白髪染めでいいかな」と感じているので移行していきますね。
いっぽう理論的解釈から言うと、
白髪染めに関しては、頭髪に対し30%~40%の白髪率で白髪染めに移行していきます。
これは、ファッションカラーで、白髪を染めた際にカバーしきれないくらいの白髪量です。
もちろん白髪染めを絶対にしなくてはならない!!
というタイミングは存在しません。
参考までにくらいで思ってもらえれば大丈夫だと思います。
白髪染めのメリット・デメリットを知ろう
白髪染めは別名、グレイカラーとも呼ばれます。
簡単な話、【白髪を染めることに重点を置いたカラー剤】です。
なので白髪しか染まらないわけではありません。黒い髪ももちろん染まります。
- 白髪をしっかりカバーできる
- 最近は、ある程度の明るい白髪染めもできるようになってきた
- いつまでも若々しくいられる
- ブラウンの色素を多く含む為、色味の幅が狭い
- 白髪が出てくるたびに染めるのでヘアダメージが気になる・コストがかかる
このくらいです。
白髪染めでもオシャレを楽しもう
白髪染めというだけで抵抗がある方もいるでしょう。
しかし、近年は白髪染めの色の種類、明るさの種類は昔に比べ劇的に増えています。
白髪染めをしたら、真っ黒になってしまうというのは過去の時代です。
今では、たくさんの色を楽しむことが出来ます。
ぜひ、美容師さんに相談してみてください。
ここでは私がおすすめする
オシャレな白髪染め
を提案します。
ホイルワークでオシャレに
美容師にしかできないテクニックで「ウィービング」という技があります。
頭にアルミホイルをいっぱいつけてカラーしている「アレ」です。
メッシュともいう方がいますが、メッシュよりもナチュラルに仕上がり
立体感を演出できます。
ファッションカラーなどではよく用いられますが、白髪染めでも非常に効果的です。
詳しく説明すると、
ハイライトとローライトのコントラストの差を2~3LV以内に抑え、ローライトの色で白髪をカバーし、ハイライトで明るさを出します。
ヘアスタイル、白髪の量で変わってくるので、ウィービングの入れ方は様々ですが、
ウィービングをすることで、
世界唯一その人だけのおしゃれなヘアカラーが楽しめます。
色味のバリエーションを活かしてオシャレに
近年の白髪染めは、茶色ベースではありますが、色のバリエーションもかなり豊かになってきています。
- 自然な茶色系
- 青灰味の茶色
- 赤みのない茶色
- 温かみのある茶色
- ピンク系の茶色
などなど。
明るさのレベルも3Lv~10Lvくらいまで幅広いです。
その中でも私のオススメは、
- ピンクブラウン系
- ルビーブラウン系
- バイオレットブラウン系
の色味です。
要は赤みのあるカラー。
グレイっぽい青味の強いカラーが好きな人も多いけど、私はこっち。
理由は簡単。
艶があって温かみのあるカラーの方が若々しく見えるから!
ブラウン系の色味も入っているから奇抜にもならないし、どんな顔にも似合う。
一度試してみる価値はありますよ!
まとめ
「白髪が出てきて嫌だなぁ~」
「老けたなぁ~」
ってくらい気持ちになるのはやめましょう!!
99%の人間は白髪は生えますし、年も取ります。
白髪を気にして隠すことより、
白髪が増えてきたから白髪をどう生かしたスタイルを今後していこうかな!?
と前向きに考えていきましょう!美容師さんも全面的に協力して
必ずあなたに似合ったスタイルを提案してくれるはずです!
楽しい美容ライフを送れますように!
ここまで読んでくれてありがとうございました。