指名される方法

お客様から指名される美容師の4つの特徴

指名される美容師の特徴をお伝えします。

 

指名されるためには抑えなければならないポイントがいくつかあります。

 

これさえ押さえておけば、

新規客だろうとフリー客だろうが、

次々とあなたがお客様から指名されるようになります。

 

売れている美容師は必ずやっているし、

月間売上ナンバーワンの営業マンもこの特徴を持っている。

 

もっと言えば、キャバ嬢やホストでも通用する方法です。

 

この方法を知ることで、

あなたが対人関係で悩むことは無くなりますし、指名売上もUPします。

 

極力専門用語は使わず、わかりやすく説明していきます。

もし今までの接客で使ったことがないテクニックなら即明日から実践し、お客様の反応を楽しんでもらいたい。

 

では始めていきます。

 

「当たり前」が当たり前のできるが大前提

ご来店されたお客様に提供する基礎的な「接客」や「技術」ができることは当たり前。

  • あいさつ
  • 礼儀
  • コミュニケーション

など、人として当たり前のことはできることが第一条件。

 

一緒に働くスタッフにでも、

あいさつや礼儀をしっかりできるように、

「自分目線」ではなく「相手目線」で物事を考えられる人になりましょう。

 

指名される美容師の4つの特徴

指名される美容師には4つのポイントが存在します。

この4つのポイントを押さえている人ほど相手にとって、

「指名したい美容師」に映ることでしょう。

 

美意識が高そうに見える

 

顔が整っていることが「悪い印象」与えることなんて100%ありません。

イケメンや美人はそれだけで有利です。

ではそれ以外の人はどうすればいいのか?

それは、

あなたの「美意識」を前面に押し出すことが重要です。

 

例えば、

桑田真澄さんの息子さんである「Matt」さん。

メイクと画像の加工がすごいと話題になりました。

 

「サンダーバード」みたいな顔と言われて、

ぶっちゃけ「やりたいかやりたくないか」と聞かれれば、

後者になるとは思いますが、

サンダーバード HD完全版

「美意識」が超高いと話題になり、

化粧品ブランドのコラボやTVや雑誌のメイクについての対談などで

たくさん活躍されるようになりました。

 

また、職人みたいな雰囲気の美容師ってたくさんいますよね。

例えば、

ちょっと小汚くって、無精ひげが生えている男性美容師とか結構います。

こんな人達も「武骨で職人っぽい」美意識があるという風に取れます。

 

あえて人間らしさを残す「感情」が豊かである

 

美容師って特殊な接客業で、

「マニュアル接客でもダメ」だし「超高級ホテルのような接客でもダメ」なんです。

あえて言うなら、「店員以上親友未満」のような関係。

 

なんでも話せる立場でありながら相手からは頼られる存在。

これになるためには、「人間臭さ」が重要です。

 

本気で一緒に感動したり、本気で悲しんだり、

「あなたと向き合ってあなたを本気で良くしていきたい」

という相手の心を揺さぶる感情がなければ指名はされません。

 

話が分かりやすく短い。そして話しかけやすい。

 

お客様の多くは、

笑わせてくれる相手よりも笑ってくれる相手に好感を抱きます。

自分の話ばかりしている人は、

「あの人との話はなんか疲れる」

と思われてしまいます。

 

話しやすい雰囲気作り、質問の仕方。

そして話をしてもらった時の「リアクション」これは意識していきましょう。

 

前回の内容(施術や会話)を覚えている

 

誰でも「覚えていてもらえたこと」ってめちゃくちゃ嬉しいんです。

 

会話の内容を全く忘れていても、

思い出そうとしてくれている行為自体に「悪意」なんて感じません。

 

カルテなどでスタッフと共有している部分もありますが、

必ず自分から「覚えていますよ」というアピールはしっかりしていきましょう。

 

2つの行動理由だけ押さえれば「勝手に指名が増える」

人が行動する理由には必ず2つの理由があります。

それが「快楽行動」「苦痛を避けたいという行動」です。

 

例えば、「食事」

「国産和牛の美味しい焼肉を食べたい」

という理由のほかに、

「お腹が空いて今にも倒れそうだ」

という理由もあります。

 

焼肉を食べたいという理由は⇒快楽行動による理由で、

お腹が空いたという理由は⇒苦痛を避けたいという理由になります。

 

「化粧」で言えば、

お化粧をしてキレイになりたい⇒良く見られたい⇒快楽行動

すっぴんを見せたくない⇒悪く見られたくない⇒苦痛を避ける行動

 

だから人に「指名する」という行動を起こさせるために、

この2つとも相手に訴求してあげればいいわけです。

 

私を指名することであなたはこんな「快楽」を得ることができます。

逆に指名しなかった場合はこんな「苦痛」を伴う恐れがあります。

だから、

「私はあなたにより素晴らしい未来を提供することができます」と。

 

 

最後のクロージングで

「ぜひ、指名してください」と言葉で伝えることも大切。

 

「あなたをキレイにしたい。だから私はこうしてほしい」

としっかり言える美容師になりましょう。

 

思い込みの力で「洗脳」する

洗脳とは言い過ぎかもしれませんが、

「思い込みの力」を舐めてはいけません。

 

 

では、一つ想像してみてください。

 

 

先日、「ふるさと納税」で最高級紀州南高の梅干しが届きました。

 

大粒の梅干しは、皮もやわらかく、

口に入れるとすぐに、ほどよい酸味がして、

その次にうま味を感じるほどの塩味が押し寄せ、

最後にはちみつの甘味が口いっぱいに広がりました。

 

一粒でご飯2杯はイケるくらい大満足な商品でした。

 

今度はお茶漬けのもとを買い、

「梅茶漬け」にチャレンジしようと思っています。

これはほんとにおすすめです。

 

ちょっと話がそれましたが、

今の梅干しの文章を読んで、口の奥が酸っぱくなったと思います。

これが「思い込みの力」です。

 

これをいかに美容室で応用するかというと、

「相手の変化をめちゃくちゃホメる」これだけです。

 

担当者だけでなく、アシスタントやレセプション。

ほかのスタイリストまでお客様の変化をホメてあげるのです。

 

そうすると、

  • 「みんながホメてくれる」
  • 「私に似合っているんだ」

という思い込みが発生します。

 

そうすると、

  • 「担当してくれた美容師は腕がいい」
  • 「私に似合うスタイルを作ってくれる」

という思い込みも発生します。

 

さらに、スタイリング後に、

「必ず、お友達やご家族にぜひご感想を聞いてくださいね」という言葉を付け加えます。

 

友人や家族は、美容師が作ったスタイルについては、

高確率で「ステキになった」というポジティブな感想をくれます。

 

あなたが作ったステキなスタイルの印象を最大限高める効果が期待できます。

まとめ

今回は指名される美容師の特徴をお伝えしました。

そもそも日本の美容師レベルは、べらぼうに高いです。

そんな中、

「先輩に教えられた接客」

「バイトで培った接客」

程度では周りの53万人の美容師となんら大差が出せません。

 

戦略的に美容師というビジネスを成功させるためには、

心理学、マーケティング戦略、マネジメントなど、

さまざまな角度から戦っていく必要があります。

 

これからもそんな発信を続けていきます。

 

では今回はこの辺で。とんけでした。

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